WordPressでトラブルが発生した時にまずやることをエンジニア目線で纏めてみた

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2018年1月からさくらインターネットでVPS(仮想専用サーバ)を借りてLinuxの勉強をしたりWordpressでブログを書いている投資混浴エンジニアの すずめ8(@suzume8_vc) です。

IT業界でシステムエンジニア歴は約20年です。社会人になってから色々な種類のサーバを触ってます。OS周りで何かするときはいったんハマると色々と切り分け作業を行う必要があります。Wordpressでブログを書き始めてから色々とトラブルに見舞われて都度自分で復旧してきたので、トラブルが発生した時にまずやることをエンジニア目線で書いてみました。
2018年7月から純金積立、投資信託、日本株など投資関係と青森県酸ヶ湯温泉の混浴の記事が伸びているため、投資混浴エンジニアと名乗ってますw
TwitterのTimeLineを見てると、時々ですが「誰か助けて!ブログにアクセスできなくなった( ;∀;)」系の悲鳴を見ることがあります。
働けなくても収入を手に入れたい!ということでIT系の知識が少ない主婦の方がWordpressをされている例も多いようです。
ググればいっぱい画面付きで情報も出てくるし、ボタンをポチっと押せば簡単にWordpressでブログが開設できるようになっているので、これまでサーバとか全く触ったことがないブログで収入を得たい方々が次々と無料ブログからWordpressでブログを作成しているように見えます。
ただ、エンジニア目線で見ると、Linux、プログラミング言語(PHP)、Webサーバ、データベースの集合体であるWordpressは初心者にとって敷居が高く、何か問題があった時にまずどうしたらよいかわからず、混乱したり、Twitterで助けを求めても有識者のアドバイスに対してどうしたらよいかわからず結果、解決に時間がかかる例を結構見てきました。
そんな中でエンジニア目線でトラブルが発生した時にまずやることを纏めてみたいと思います。
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トラブルが発生した時にまずやること

  1. 心を落ち着かせるために、まず自分でGoogle検索してみる
  2. エラーメッセージを記録して正確に伝える
  3. 借りているサーバを伝える(例:ロリポップ、XSERVERなど)

1つずつ見ていきます。

心を落ち着かせるために、まず自分でGoogle検索してみる

ググレカスと言われているように、まず自分でGoogle検索することをおススメします。
トラブルが発生すると、どうしてよいかわからずパニックとなりとにかく助けを呼ばなきゃーとなって、Twitterで「助けてー!」とつぶやかれる方が多いですが、Google検索することによっていろいろな事例を見て、落ち着きを取り戻すことができます。

例えば、ブログへアクセスできない!1時間かけてPHP7.3から7.2へ切り戻しました、の記事に書きましたが、PHP7.2からPHP7.3へアップデートしたらブログにアクセスできなくなりました。
エンジニア歴約20年の俺でも想定してなかった事象で一瞬焦りましたね。
その時どうしたかというと、まずGoogle検索しました。
なかなか目的の情報にたどりつけませんでしたが、最終的に外国の有識者が書いたと思われる記事を見つけて、自分の中でストーリーを考え、PHP7.2への切り戻しを決断し、1時間かけて無事復旧することができました。

焦ると正常な判断ができなくなります。
自分の持っている力の80%くらいしか出せなくなり、さらに焦って2次障害、3次障害を引き起こし、事態がより悪化になることもあります。
まずは落ち着くためにGoogle検索しながら、次どうすればよいか自分の頭の中で今起こっていることを整理していきましょう

ちなみに心を落ち着かせるのが一番なので、Google検索しても余計パニックとなる、ということであればコーヒー、お茶を飲む、お菓子を食べる、ペットと遊んで一息入れてからGoogle検索でも構いません。

2019年11月にスカーレットで話題となっている滋賀県信楽でコーヒーカップとソーサーを買い、コーヒーブレイクをしてる記事もあわせてお読みください:

エラーメッセージを記録して正確に伝える

メッセージを簡略したり、中にはエラーが起こってるだけ伝える方がいますが、出ているメッセージを記録して正確に伝えることが大事です。
調べる側の立場から言うと、まず発生している事象をGoogleや自分が持っているデータベースより検索します。
未知の事象って実はあんまりなくて既知の事象であることがほとんどです。
もちろん、リリースしたばかりの機能や、ほとんどの人が使ってないアプリケーションではあまり情報がありませんが、Wordpressはなんだかんだ言って多くの方が使っているものなので、検索すると結構多くの情報にヒットします。
その時に正確に情報を伝えると、解決する可能性が飛躍的に上がります。
Twitterだと文字数制限(140文字)があるので、画面をキャプチャーしたり、文字数制限のないダイレクトメッセージで送ることもできます。

借りているサーバを伝える(例:ロリポップ、XSERVERなど)

借りているサーバによって使っている管理ツールが違います。
例えば管理画面に接続しようとして、「500 Internal Server Error」が出たときは、俺だったら次やることとしてWebサーバのアクセスログを見ます。
俺のブログではApacheを使っているので、Teratermを起動してssh 経由でサーバへ接続し、Apacheをインストールしたディレクトリ(/var/www/html) ディレクトリ配下のアクセスログ、エラーログから「500 Internal Server Error」が発生している時間帯のメッセージを調べて何かヒントとなる情報を探します。

何をやったか後で振り返るのと、何かあった際に第三者に正確に情報を伝えるためTeratermなどエミュレータソフトを使って、自動でログを取得しながらコマンドラインで操作しています。画面上で操作する際はWinShotを使ってキャプチャーを取りながら操作するようにしています。
どこのサーバを借りているかによって、サーバ側で行ってほしい操作内容が伝えられるので、まずは「○○」を借りてます、って形で伝えてほしいです。

まとめ

  • トラブルが発生した時にまずやることをエンジニア目線で書いてみました!
  • まず落ち着くためにGoogle検索してみましょう!
  • エラーメッセージを記録して正確に伝えましょう!
  • 借りているサーバを伝えましょう!

 

 

 

 

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